館山城/展示物紹介(展示・イベント内)

館山城/展示物紹介

城山公園山頂にある三層四階天守閣形式の館山城(八犬伝博物館)【昭和57年10月31日開館】では、里見氏を題材にした『南総里見八犬伝』に関する各種資料の展示と、現在にまで続く八犬伝の人気を紹介しています。

館山城(八犬伝博物館)展示室
江戸時代の戯作者(文豪)曲亭馬琴が著した大作『南総里見八犬伝』の版本や、八犬伝の登場人物や名場面を描いた錦絵、庶民の娯楽のなかに入り込んで親しまれた各種資料を展示し、夢とロマンあふれる八犬伝の世界を紹介しています。

八犬伝博物館 施設案内

八犬伝の登場人物

江戸時代、曲亭馬琴により著された「南総里見八犬伝」は日本最大級の長編歴史小説です。
安房の舞台を物語の発端とし、八人の青年が正義のために命をかけます。
その構想の雄大さかつ緻密さは、時代を超えて我々を魅了しています。

南総里見八犬伝の魅力

当時の資料に加え、物語のシーンを再現した「芳流閣屋根上の場」ジオラマなども展示し、人々を魅了する八犬伝の世界をご紹介いたします。
当時、他の読本には無かった画期的なデザインの装丁も見どころです。
南総里見八犬伝は大ブームになり、人気は原作だけにとどまらず、二次創作物や錦絵などの関連商品も多く作られました。
そのため、様々な分野の資料が残っております。

現代まで愛される南総里見八犬伝

歌舞伎、映画、テレビ、漫画等、南総里見八犬伝を題材とした作品やその資料を展示しています。
昭和48年~49年にNHKで放映されていた人形劇「新八犬伝」も館内で上映しており、劇に実際使用された貴重な人形(辻村ジュサブロー氏作)も3体展示しております。

お土産コーナー

1Fお土産売り場にて館山や南房総にちなんだ様々な商品を販売しております。八犬伝関連グッズや展示図録などもあり、館山城登城記念の御城印も大人気です。